尺四五上置 完成しました
お待たせ致しました。
尺四五上置き仏壇 完成致しました。
小ぶりですが重厚感があります。
黒檀製と紫檀製です。
【 黒檀 】
黒檀製は縞黒檀を使用しています。
綺麗な縞模様を出すために柾目で木取りします。
2023年6月18日のブログにも書きましたが、柾目で製材すると幅の広い木が取れません。
その中でもA~Dまでグレードがあります。
弊社は縞黒檀のAグレードまたはBグレードを使用しています。
【 紫檀 】
紫檀製はチンチャン、いわゆる手違い紫檀という材木を使用してます。
代用材の中で本紫檀に一番近いです。紫檀表示できる中で最上ランクの材木です。
弊社が作るこれらの仏壇は大阪府知事指定の伝統工芸品です。
材木からごまかしなしで、心を込めて製造しています。
一方、カリマンタン黒檀やアマラ黒檀も『黒檀』表示が可能です。
カリマンタン黒檀は重量はありますがシラタ部分が多いです。全体にみどりがかっています。
アマラ黒檀は木目は良いのが結構ありますが、軽い。 そして緻密さがありません。
木肌は雑木と変わりません。
また、紫檀の代用材でよく使用されているのはインドネシアの植林 ソノケリンです。
ソノケリンは軽い木材で、これまた緻密さがありません。
同じ『黒檀・紫檀』表示ですが、弊社製の『黒檀・紫檀』とは全く質が違います。