浄土真宗　本願寺派用(西本願寺)の金仏壇です。

金仏壇にはいくつか工程があります。

この金仏壇は、伝統工芸士の資格を持つ職人が、すべての工程を熟練の技でもって製作した極上品です。

金物を打ってあるように見えますが、これは高蒔絵といって大阪仏壇独特の製法です。

金物だと錆びてしまうので、砥の粉と漆を混ぜ合わせたもので金物の形を作っています。

各所に施された彫刻も細かく、とても丁寧に造られています。

専門である仏壇屋が見ても、惚れ惚れする金仏壇です。

更に　この仏壇は空殿が外れます。

金箔は使わず、すべて金粉です。　それも1号色と言って上等な金粉です。

海外製にありがちな、青白くぎらぎらした色ではなく、すこし赤っぽくてなんとも落ち着いた金粉です。

同じ仏壇はもう製造できないと思います。

尺八　堂造り　西　総粉　　高さ170ｃｍ　幅73.5ｃｍ　奥行71.3ｃｍ　販売価格　700万円　仏具付き